蟻の思いも天に届け

春夏秋冬を過ごしたいキミへ

秘める想い、独り占めしたっていいのに

 

WiNK UPで岸くんの連載が始まった。

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何を考えているかわからないと思われることが多い岸が、ただただやってみたいと思うことをやっていく連載です。

岸くんが何を考えているのかわからないと思われる所以は様々だと思うけど、1つにその謙虚すぎる性格があるのかなと思う。集団で居れば相手の話を聞いてそれを自分の頭の中で一生懸命解釈する。それに時間がかかったり解釈がズレていると人の話を聞いていないと言われたり、突拍子のない発言を指摘されるのだろう。でもそんな相手にも一切否定せず、確かにそうだと肯定していくのが岸くん。グループの事を話す時はみんながどう思うのか同じことを思うのか考えて、決して自分だけの意見を押し付けないところも岸くんらしい。だからこそ岸くんがありのまま話していると感じる言葉はとても貴重で私にとっては宝物になる。

 

 

第1回のテーマは"誕生"。

 

岸くんの幼い頃の話、誕生日の話、King&Princeの話をしてくれている。どんな風に育ってどんなことを思っていたのか、好きな人のルーツを知れるなんてこんな贅沢なことなくて。読み終えた時、やっぱりこの人を好きになって間違いなかったと思わせてくれる岸くんがいた。

 

私は今まで、自分がどんな子供だったか、どんな環境で育ったのかを誰かに伝える機会は少なかったと思う。逆もまた然り。知りたいと思って質問してくれない限り、相手が自分に興味を持ってくれているという自信も無いので自ら披露することはない。もし伝えたいと思う相手がいるならば、かなり心を許して信頼しているんだと自覚できる。そう思うととても貴重で大切にしたいお話だった。

 

岸くんの幼い頃の1番古い記憶は、まだハイハイしている頃に誕生日プレゼントをもらったこと。私は3歳くらいからの記憶しかないので普通にびっくり。しかもその時の自分の感情を覚えているのだからすごい。他にも家族とのお出掛けなど鮮明に覚えている岸くん。これだけでも岸くんのことを知れて嬉しいが、なぜそんなに幼い頃のことを覚えているのかの理由が"喜びの感情だったから" "嬉しいから覚えている"と話す岸くんが素敵すぎて困る。

 

生きているうちに自分の考え方や感情の出し方は変わってくると思うけど、根本は人ってそこまで変わらないと思っているので、子供の時の感覚は大人になっても受け継がれていくものな気がしていて。正直、私は昔の思い出だとネガティブな事の方が鮮明に覚えているし、今も何かあると引きずるところは変わっていない。だから岸くんの思い出がポジティブなものであることが嬉しいし、今も喜びや楽しみの感情を得ていることが多いのではないかなと安心する。しかも本人は無意識だろうけど、自然に家族への感謝も伝わるからこちらの心が温かくなる。岸くんらしい、本当に素敵。

 

その後の誕生日のお話を聞かれると"うわぁ~これめちゃめちゃあります"と話す岸くん。この一文から岸くんが愛されて育ってきたんだなと感じる。虫が好きだった岸くんの話は男の子らしくて好きだし、息子がいたらこんなことするのかな~困るな~なんて思う私もいたりと勝手に母性が溢れてきてこれまた愛おしい。

 

二十歳の誕生日の話は色んな媒体で目にしてきたけど、親のことを話す岸くんはやはり貴重で。"沁みましたね"や"ちょっとやられました"の言葉から恥ずかしそうに笑う岸くんが想像できたし、"なんて言ってたっけな?" "でもそれくらいですね"と濁すところに身内に対する照れや自分の中にしまっておきたい気持ちとかがあるのかなと思ったり。私が親なら見たとき絶対嬉しいだろなと溢れるのはやはり母性だけど、もしも彼氏が幼い頃の話をこんな風に話してくれたら、さらに好きになると思う。岸くんで想像したら好きの歯止めが利かなくなるのでしないけど。

 

最後にKing&Prince誕生の話。これに関しては結成当時を知らないのでそうだったんだなと思うくらいだけど、よく岸くんが使う"不安定な位置"という言葉を見ると自然と胸が苦しくなる感覚はある。その辛さは分かるものではないけど、こうして昔の思いを伝えられていることは前に進めている証拠だとも思う。そんな岸くんだが、やはり大半はポジティブな思いを伝えてくれている。

 

"昔から変わらずグループを楽しめていること"、岸くんがそう感じているのはファンとして素直に嬉しい。そして変わったとすれば"みんなが大人の考えを持ち始めたから自分も引っ張られたこと"と話す岸くんはやっぱり謙虚だ。きっとこれからもメンバーを素直に"カッコいい" "すげえ"と尊敬できる岸くんでいるのだろう。そしてそんな岸くんをメンバーも大切にするはずだ。

 

 

 

 

私は今後もこのたった1ページにいろんな思いを巡らせて勝手に好きを募らせていくのだろう。

 

 

 

でも、

 

 

ぜんぶを教えてくれなくてもいいからね

 

 

自分を一番大切にしてね、岸くん

 

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