蟻の思いも天に届け

春夏秋冬を過ごしたいキミへ

貴方の存在で私が変わったこと

 

 岸優太くん、

 24歳のお誕生日

 おめでとうございます!!! 

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誕生日、本来ならば自担の好きなところや自担へのメッセージを伝える場面かもしれない。もちろんその想いも綴るが、岸くんの存在を知って、好きになって、応援するようになってからの自分自身にも触れた備忘録を残しておきたいと思う。

 

前置きとして。

私は15年程、EXILEを中心としたLDHのファンだった。それまで私にとってのジャニーズはSMAPやV6やTOKIO、嵐のような番組を多く持つグループを知っているくらい。

長年、1つのコミュニティに浸かって、いい大人になった私は新しく他界隈にいこうという気力がなかった。ましてやジャニーズのような独自すぎるコミュニティに自分が入るなんて考えもしなかった。

 

ただ常にジャニオタは周りにいた。推しがいる人は私には魅力的に見える、それが知らないジャンルであっても、話をするその人の熱量や高揚感が見えるのが好きだ。なので、ある一定の人について、好きになるほどではないが人伝いに詳しく知る機会も多くあった。

 

岸くんを知ったのは、その人伝いがきっかけ。ジュニア担の後輩の家に遊びに行った時、ガムシャラや少クラを見せてくれた。もう本当にみんな少年で、あどけなくて楽しそうでキラキラしていて。"可愛いな"と溢れるのは母性だけ。

 

そんな私に「岸くんっていう子がいて、絶対好きな感じだと思うんですよね」と後輩が言った。絶対とまで言われる私だが、確かに後輩にはLDHの話もリアルに付き合ってきた彼氏の話も、ここが好きだこういう人が好きだと散々伝えてきた。

 

すぐに少クラを見ながら岸くんという子を探すと、うん、確かにかっこいい。背は小さめだけどスタイルが良い。そして何より歌がうまかった。びっくりだった。当時は正直、ジャニーズで歌が上手い人というのは少ないイメージで、グループに1人いればいい方だろうと。だから、この子はその上手い中の1人なんだなと純粋に関心した。それが2017年年末のこと。

 

それからすぐデビューが決まったと教えてもらうまで、特に自分から調べたりすることはなかった。翌日WSを見るとキラキラ衣装を身にまとった男の子達が並んでいる。その中に岸くんがいるのが分かって、髪型のせいだろうがまだ1か月足らずなのに随分大人っぽくなるもんだなとぼんやり見ていた。軽快なやりとりも面白くて他の見れなかったWSも見てみようと動画を探したのが、今思えば初めて自分から岸くんを知ろうと行動したきっかけだろう。

 

そこからはお察しの通り。関連動画の沼に溺れ、Princeから始まりKingを知り、花晴れで紫耀くんにもどっぷり浸ったのち、シンデレラガールを手にとっていた。メンバーの事を知っていくも、後輩の言う通り岸くんに自然と目がいく私がいた。

 

結果、キンプリの情報についていくのが精いっぱいでLDHにまで手が回らなくなり、今はLIVEに年イチ行くか行かないか程になっている。ただ15年の歳月はもちろん濃いので好きなのは変わらない、今後も応援し続けるだろう。

 

 

そんな私が岸くんを好きになった理由、岸くんの存在で変わったことがある。

 

1つめは、岸くんの人柄や言葉によるもの。

私は器用貧乏なところがあり、勉強もスポーツも初めからすごく苦労することはなかった。就職も2社目で受かり、仕事は一通り覚えたのち愛想よくやり過ごす日々。とにかく失敗や恥をかくのだけは御免、1番にならなくてもそこそこ普通であれば良いと思っていた。

 

岸くんを見ていると私とは真逆だと思った。不器用で初めてのことには時間がかかる所、失敗を恐れずさらけ出せる所、愛嬌をふりまくのではなく自らが楽しんでいる気持ちが周りに伝播している所、コツコツ努力して自分のものにすると1番星のように輝く所・・・。なんだか自分を見てみると恥ずかしい気分になる。岸くんのように一生懸命が似合う、お天道様に堂々と顔向けできる人が眩しくて羨ましかった。

 

いつもならそこで、結局自分は違うからと終わるのだが、岸担となり岸くんの人柄や言葉にたくさん触れる機会がありすぎて、自分を改心するきっかけになったというか、もはや逃げられなくなったという表現が正しいのかもしれない。

 

ーー今何を占ってもらいたい?

いつ死ぬか、かな。何歳くらいとかなんとなくでも分かれば、それまでに自分が後悔しない生き方ができるかなって。今を生きている毎日の価値が上がる気がします。

 

 "生きる価値"なんて私にとって、具体性が無い壮大なテーマだが、岸くんからは「今を生きる」「幸せになるために生きている」などといった言葉を聞く機会が多い。きっと毎日生死を意識して生活している訳ではないと思うが、何に対しても全力で集中することが岸くんにとっての当たり前で、人生をかけてやっている自覚があるからそういった表現になるのかなと思う。誇張して言っているのではなく、本当にそう思って言っているのが岸くんなんだなと。まあ岸くんの"命かける!"はここでは別のお話(笑)

 

そしてそんな岸くんを見ているだけだと思っていたが私もいつの間にか影響を受けていたらしい。

 

迷っていた引っ越しもそのために退職することも後悔なく進むことができた。タイミングもあるけれど、もっと色んな世界を知るのも悪くないな、楽しみがあるって良いな、なんて新しい岸くんを見る度に自然と前向きな思考に変わっていったんだと思う。せっかくなら岸くんのように何かに全力になってみたいなんて思ってみたり。

 

 

そして2つめは、誰かを想う時間が増えたこと。

だいぶ綺麗事言ってるが、要は岸くんやキンプリを想ったり、そこから繋がった新たなコミュニティに関心を持ったりと他人に興味を持つ機会が増えたという感じ。

 

ドル誌でよく目にするメンバーへの想い。LDHも毎月雑誌出しているけど、そのような記事はあまり無い印象。毎月近況報告が載るので必然的に他のメンバーにも愛着が湧くし勝手に知った気になる。そしてグループ内だけではなく、ジャニーズ全体に自然と目がいくようになった。何か話題に上がっていると喜んだり心配になったり。

 

あとジャニオタさんの語彙力や感性はとっても長けているので、そういう考えがあるのかと思わされることも多く、岸くんのことをもっと勉強したい知りたいと思う気持ちが継続しているのも、私にとっては想う時間が増えたことに値する。そして岸くんを通して、だんだん愛情表現をすることに慣れてきたのか、親や友達のような身近な人にも連絡する機会が多くなるという不思議な現象が。まあこれは仕事辞めて時間ができたからかもしれないけど・・・

 

あと岸くんを想うといった点では例えば雨の日とか。"ああ今日は岸くん調子いいのかな"とか"雨強まってきたけど近くにいるのかな"とか。紫の物を見るとつい手にとっちゃうとか、そんな些細な事だけど誰かを想うと幸せだなと感じることができたのは岸くんの存在のおかげだと思う。

 

ちなみに岸くんの言葉でとっても好きなものがあるので紹介させてほしい。

 

幸せな時間を凍らせて永久保存できる冷凍庫を発明したい。
今凍らせるとしたら、メンバーとの普通の日常。

 

岸くんの表現って、一瞬ん?と考えさせられたり、人や気持ちを物に例えたりすることがよくある。でも言いたいことはわかりやすくて、とても心に響くことが多い。私はこの言葉でメンバーへの想いがダイレクトに伝わってきて、なんだか胸が痛くなったのを覚えている。

 

岸くんだけではない、キンプリみんなお互いを想い合っている優しい言葉たちが並んでいるのをよく目にする。こんな6人を見ていると私も誰かに優しくしたいと柄にもなく思ってしまうのだから、なんだか不思議な男の子達だなと思う。

 

 

最後に3つめとしてアイドルに対する気持ちの変化。

LDHも今やアイドルみたいなところがあるのかもしれない。私は第一章の形から応援していたため歌手・アーティストの意識が強いが実際は分からない。

そもそもアイドルの概念すらあまりよく分かっていないと思うので、これはあくまで主観だが、曲うんぬんではなく、その人自身を好きになってファンになる形がアイドルのイメージ。アイドルの成長を見守り応援する、いてくれるだけで幸せ、神様のような存在と。その距離感は人それぞれだと思うが。

 

なので、今までは歌やパフォーマンスになるとアーティストには勝てないだろうという偏見を持っていた私。

でも岸くんをキンプリを好きになって考えは変わった。

 

僕自身はプレイヤーでいたいタイプです。僕たちのパフォーマンスを見てお客さんにいい気持ちになって帰ってもらいたいので、そのために歌やダンスを強化しておくのは当たり前。その過程ではなく成長した姿を見て楽しんでもらいたいんです。

 

岸くんのこの言葉はかなり印象に残った。歌やパフォーマンスはアイドルの本業、当たり前に上手くなきゃいけないという意識を持っていることを改めて感じる。実際、キンプリのパフォーマンスはレベルが高いし、フォーメーションがどんどん変わっていく様なんかはジャニーズならではの光景で、見ている人を飽きさせない。

 

また、過程ではなく成長した結果を見て欲しいという言葉。成長過程をアイドルファンは楽しみたいのではと思っていたが、それは偏見だった。ファンはきちんと結果を求めている、そしてきちんと評価する、実際シビアな世界だと思う。

 

パフォーマンスのスキルもものすごく大事なんですけど、アーティストではないので、人柄というか個人の個性が大事になってくるのかなという気がしていて。

 

それでいてアイドルというのは他にも本業がたくさんある。演技やバラエティ、多方面で1番を目指す。紫耀くんが「色々なことをやらせてもらっている反面、中途半端になってしまう」と発言していたことを思い出した。まさに私のアイドルの印象はこれ。

 

アーティストと違って求められることが多い、競争率も高い世界だからこそ、この岸くんの言葉通り、その人自身がどれだけ好かれるかはとても大事なんだと思う。正直、経験なくして1番は目指せないだろう。ましてやアイドルと呼ばれる若い世代がすぐに経験を積むのは難しいし、1番なんて実際は無いんだと思う。でも誰かに評価される時、少なからず大事なのは人柄であり個性というのはとてもしっくりきたし、アイドルってすごいなと純粋に尊敬できるようになった。

 

アイドルっていうのはファンのお願いを叶える生き物だからね

 

さらにこの言葉。この自覚がアイドルみんなにあるのかなと思うと本当にすごい。岸くんサラっと言ってるけどそれって自己犠牲は無い?と思ってしまう私。もちろん普通な恋愛はできないし、まともに外を歩くのも難しい環境は犠牲だろう。

でもそれ以上に楽しいんだという気持ちを伝えてくれる彼らを見ていると、アイドルでいてくれてありがとうという感謝を持って、純粋に幸せを分けてもらおうと思う。こうした意味でも私の中でアイドルは尊敬できる存在に変わった。

 

 

 

もはや岸くんの誕生日であることに全然触れていない完全なる雑記になってしまったのでもう一度言う。

岸優太くん、

24歳のお誕生日

おめでとう!!!!!!!

 

どうか体調には気をつけて、美味しいもの食べるんだよ。

楽しいのが1番だから、好きな人とたくさん会うんだよ。

お仕事忙しいと思うけど、遠くから応援してるね。

 

どうしたって最終的に田舎の母になるのは仕方ないのかな・・・

 

 

とにかく岸くんが幸せでいてくれればそれでいいからね!!!!!

いつもありがとう!!!!岸くん!!!!!

 

(完)

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